2006年6月17日、カサラティーダにて後藤様ご夫婦のウエディングパーティが行われました。カサラの考える手作りウエディングはすべてここから始まったといっても過言ではありません。後日ご本人様より頂いたメールを了解の上、ご紹介させていただきます。少しでも多くの皆様に手作りウエディングを知っていただけると願っております。
山沢さま(カサラティーダの担当マネージャーです)
こんにちは!大変ご無沙汰しております。後藤亜樹です。
このところ、ぱたぱたといろいろなことがあり、す〜っかりごぶさたになっているのですが(クリスマスまでにはカサラティーダにいきたいっ!!!!)いつも楽しくブログを拝見しております!
次々と素晴らしいパーティーが開催されているようで、素敵だな〜♪と思っては見ています。(結婚式は自分のも人のもやっぱりいいですね〜)手作り結婚式どんどん増えると素敵ですね〜!
さて、ようやくではありますが、ずっと更新していなかった
私のHPでカサラティーダさんのリンクをようやくしました。え?まだやっていなかったの?という感じですが。。。。実は、
別の仕事のHPを立ち上げていて、そちらでばたばたしていました(笑)。ようやく、HP更新モードに入った次第です。
最後になりますが、以前、友人たちに結婚式の準備はこんなだった!というメールを送っていた物がでてきたので、お送りいたします。(これから式を挙げる方の参考???になれば(笑))ただし!なが〜いので、「ああ、ひまでたまらない。。。」という時でもご笑覧ください。(HPにもアップするつもりではあるのですが。。。。(笑))
後藤亜樹
「ちゅらさん通信 リゾートウェディング編」
みなさん!こんにちは!先月の17日(2006.6/17)に快晴の下、無事挙式を挙げることができました!
ということで、今回は沖縄のリゾートウェディングもなかなかのものよ♪ということで、沖縄のひと味違った宣伝も兼ねて挙式準備のお話です。
【その1 丘の上のチャペル】
実は、日本で一番人気のあるチャペルは沖縄にあります。
それは、恩納村の万座ビーチ&リゾートにある「
アクアルーチェ」(光と水と言う意味です)というチャペルです。
ずっと昔のことです。ラジオで北欧の結婚式に出た方のお話が流れていました。「待ち合わせ場所に行くと、新郎新婦が列席者を何もない場所に連れていくのです。するとある丘の上に椅子が並べてあり、そこには海と空が広がっています。新郎新婦が“僕たちはこの海と空という大きな式場の下に結婚いたします。”ということで、丘の上で結婚式が始まりました。とてもすてきでした。」と、そんな話を耳にして以来、頭のどこかでそんな海と空の下で式が挙げられたらいいな。。と思っていたら、アクアルーチェは、そんな素敵なチャペルでした。ここで挙式ができたことは、とてもラッキーでした。(いろいろな偶然が重なって、決まりました♪)
※沖縄にはその他にもすてきな式場がいっぱいあります。ご興味のある方は、こちらをご参照ください。
【その2 海の見えるレストラン】
そろそろ結婚式場を探さなくては!と思っていたある時、お友達のタイ式マッサージの
TUKUTUKUのオーナ−と別件でお話をしていたら、
「挙式するなら恩納村の万座ビーチがいいさ~。あそこのチャペルはよかったよ。うちの店長もそこで挙式したんだよね。それから、披露宴は石川のインターを降りて、上の道の海の見えるレストランで食事したけど、美味しかったさあ。あ、三線ひくよ!」ということで、とりあえず、その万座のチャペルというのを検索したらヒットしたのが、アクアルーチェでした。しかし、その石川インターから降りて上の道にあるレストランというのがわかりません。名前も思い出せないということで、「石川インター降りた上の道にある海の見えるレストラン(カタカナの 名前)」と、超ローカルな情報で、そのお店を探すことになりました。
その一月程前のこと。仕事でお世話になっていたお姉さんが「結婚式するなら、これから情報収集しないと間に合わないわよ!でも、最近はワタベウェディングさんもあるし、そうねえ。カサラティーダなんかもよかったわよ」
「カサラティーダ?それなんですか?」
「恩納村にあるレストランよ。」
ということで、このちらりと耳にしていた
『カサラティーダ』かくいう石川インター降りて、上の道にあるレストランでした。
ちなみに結婚式に出席した従姉妹は、「先週、ここにふかきょん(深田恭子)が座ってたのよ♪ラッキー!」と、自分の席ではなく、ずっとそのふかきょん席に座っていたそうです(カサラティーダは、時々テレビにも出ています)。そのようないきさつで、挙式はワタベウェディングのアクアルーチェ。宴は、カサラティーダで行いました。
※関係ないですが、TUKUTUKUのブログは結構笑えます。さらに!TUKUTUKUのエステは、めっちゃいいです(笑)。
【その3 準備!準備!準備!】
結婚式の準備というのはそりゃもう聞きしに勝る大変なことじゃ!といろいろな人から聞いていましたが、本当でした。。。。まず、式場決め。
アクアルーチェは、日本で一番人気がある式場のため、希望日はいっぱいでした。。。。だったのですが、ある日、現場?に飛び込みでいったら、支配人さんがひとつだけ空いていた時間枠を下さいくました。(これは、もう地の利と支配人さんに感謝でした)。
その帰り道、これまたあちこちで情報を集めながら「上の道のレストラン」(カサラティーダ)を探したら、恩納村のあちらこちらの人が「上の道にいった、ピンクの建物があるから、それがそうだよ。わからなかったら、また戻っておいでね。」と教えてくれてくれました。そして、飛び込みでカサラティーダに訪れると、こちらも希望日が空いておりました。カサラティーダでは、個人のウェディングは、初めてということで、その後、何度もうちあわせを重ねて準備をしていきました。
こちらもカサラティーダのみなさまに感謝!です。
途中で、や、やらなきゃよかった。。。と思った程大変だったのが、ゲスト分の箸置き作りと、草木染めのナプキン作りでした。これは仕事で陶芸と染色の仕事をしていたので、だったら!その技術を活かしてゲスト一人一人分のくじらの箸置きとヤシの実で染めたナプキン作ろう!なんて始めたので すが、た、大変でした。ただ、結婚式ではよくある話だそうです。結果は、総じて好評でした!!
その他、案内状つくり、地図つくり(移動が大変)、親族の飛行機の手配(全国からやってきた)、司会、受付のお願い(これも大変)、宴会の内容(式次第づくり)、選曲、と、これはもうひとつの仕事だ、と、イベントが一つ増えた!と開き直り、準備を進めていました(その直前までは、大変大きなイベントもあり、日々眠たい毎日でした)。
最近では、手作りウェディングのためのペーパーアイテムが無料でダウンロードできる方法がいくらでもあるので、これから挙式される方やお子さんがいらっしゃる方は、一度そういうのも見られ るとよいかもしれません(挙式費用が大分浮きます!)
【その4 ドレス!ドレス!ドレス!】
一番悩んだのがドレスでした。(これは、男性には関係ないお話かもしれません。。)うーん。ブライダル業界でお願いすると、やっぱりちょっと高い。最初は高くてもいいか~と思っていたのですが、東京時代のお友達のお姉さん曰く
「白のドレスなんて、どういうのだったか誰も覚えていないわよ。その値段は高いわっ!」
那覇でお世話になっているお姉さん曰く
「その値段だったら、もっと工夫して2着きなさい!」
とどめに叔母曰く
「だいたい、みんな2着目のドレスしか覚えていないわよ!2着着なさい!」
ということで、2着きるはめになってしまいました。
だいたい私の世代だと、割合、シンプルな結婚式がモットーなのですが(親族だけの会食とか、うちわだけの集まりとか、写真だけで入籍のみとか)、ちょっと上の世代だとそうではないようです。
今回、挙式するに際して考えたのは、「結婚式は自分たちの物ではなく、やっぱりお世話になっている方への感謝の場だ。」ということで、周りの意見(特にお世話になっている叔母の意見)は素直に伺いました。そして、頭を悩ませたのがドレスです。どーだっていいじゃない?なんて思ってもいたももの、安くて、2着借りれて、おしゃれなもの。どうやって探すんだ~~~!!と思っていたら、これも瓢箪から駒でとてもいいドレスに出会うことができました。
読谷にJOYという美容院があります。何度か用事があって、その美容院の前を車で走っていると、いつもすてきなドレスが飾ってあります。しかも私好み。でも、一体なんで飾ってあるのかわからなかったある日。友人のお姉さんから、あるリーフレットをいただきました。それは
「沖縄リゾートウェディング」(沖縄産業振興公社刊)のリーフレットで、なんとそこに、読谷でふとみかけたJOYの情報が掲載されていたのです。現地では、全く宣伝されていなかったのですが、ウェディングをてがけているということでした。ということで、早速電話すると
「ドレスはたくさんあるので、来てちょうだい!」
ということで、とんとん拍子でお話がまとまりました。ついでに
「読谷のお花屋さんで頼むと安いわよ」
とういことで、ブーケもとても安くていいものができました!ブライダルの雑誌などを見ているとブーケは何万円もするそうですが、これは直にお花屋さんにお願いした方がやっぱり安くすむかもしれません。今回は、通常の値段の1/3~1/4ですみました!ちなみにブーケは、式用、ブーケトス用、レストラン用(叔母が作ってくれた)、着替え用となんと4つも用意したのですが、全て、お世話になっている女性のみなさまに頂いてもらいました。
※注意!!:ブーケトス(あのぽーん!とブーケを投げるやつです)用のお花は、それ用に作った方がいいそうです。でないと、大きいブーケを投げちゃうとけが人が出るそうです。
【その5 写真】
ある日のことです。
那覇のど真ん中で車の中から声をかけてくる人がいました(だ、誰だっけ????)と思っていたら、その方は、去年こどものための演劇祭で一緒にボランティアをしていたカメラマンでした。半年ぶりの再会です!!ということで、プロのカメラマンのその方に結婚式の写真を全てお願いすることができました。
できた写真はこりゃすごい!!!
よく「写真はちゃんととったほうがいいわよ」「アルバムにしたほうがいいわよ」とこれまたお姉様方にいわれましたが、その通りでした。今回は、美容院での変身?カットから、列席のみなさまの写真、舞台裏まで、何でもかんでも撮っていただいたので、とてもよい記念になりました。「守礼写真館」という首里の写真館です
ちなみに、あまりによくとれたので、宴の光景は、会場となったカサラティーダのHPで近々公開されることになりました!(現在公開中です)
【その6 みなさまのおかげです】
挙式が行われる6月17日までは、沖縄は大雨が続いていました。が?当日は晴れ!
ものすごく晴れ!ました。前日から恩納村のホテルに宿泊していた私たちは、これ幸い!とホテルのビーチで朝からひと泳ぎしました。フロントの方は、ずぶぬれになってビーチからあがってきた私を見て
「お客様。。。確か。。。。今日は挙式ですよね。。。」
とあきれられました。まあでも、泳ぐ泳がないは別としても(焼けないように泳ぎましょう!)、リゾートウェディングの場合、挙式前日から現地に入っているのは正解かもしれないと感じました。それでなくても前日までばたばたなので、前日くらいは、ゆっくりしておくのがよいかもしれません。(当日の夜は、もう、ほうほうの体でホテルにたどりつきました)
話が戻ります。この晴れ!ですが、みなさまのおかげでした。
東京時代の上司曰く「ほ!ほ!ほ!私が晴れ男ですからね~。」
美容師さん曰く「私、晴れ女なんですよ~。」
叔母曰く「うちの娘(従姉妹)は晴れ女よ~。」
お世話になっている那覇の方「神様にお祈りしておいたからよ~。効いたさあ~」
遠くからきた友人家族「てるてる坊主つくってお祈りしてたよ~」
式に来られなかった友人一同「沖縄にむかってお祈りしていたよ~」
というわけで、本当にみなさまのおかげさまで、すてきなお天気を迎えられました。ちなみに今日は台風襲来!ああ、本当に神様とみなさまに感謝!です。
さいごに
ということで、長々となってしまいましたが、意外にも、式に出席した年上の男性陣何名からか、こんな感想をいただきました。
「本当にとてもすてきな結婚式だった。妻ともう一度結婚式をしたい。」
やっぱり男性の方がロマンチックですね~。年齢なんて関係ありません!子供がいての結婚式なんて、今じゃ沖縄では当たり前!!これからの方も、結婚生活何年も経っている方も、是非!よかったら、結婚式してみてくださ~い!!(特にまだ挙式されていない方は)
ちなみに今回、挙式をしたチャペルでは、ソプラノ歌手がその美声を響かせてくださいました!
流れる雲と青い海、そして、生の美しい歌声。。。チャンスがあったら、みなさん沖縄リゾートウェディング、是非!ご参加ください。(日本語通じるのが、海外と違う点です(笑))
ただし!台風シーズンはお避け下さい(笑)
目下、外はどしゃぶりです。
AKI YANAGITA 2006 07 13
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